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畳替えをして畳を納めて納めてもらったら何をするの?

畳替えをして新しくキレイになった畳は気持ちいいですよね。

畳を納めてもらったらまず何をしたらよいのでしょうか?

何もしなくて大丈夫です。

さわはた畳屋では、拭き仕上げをして畳を仕上げますので、お客様は何もしなくて大丈夫です。

お客様畳屋さんによっては、拭き仕上げをしないで納める方もいます、拭いてみると緑の粉みたいのが付きます。

この粉がなかなか取れません。

そもそも、なんで粉がついているの?

これからご説明していきます。

畳についている粉は何?

畳替えをして新しくなった畳には粉みたいなのがついています、これは不良品ではなく、天然の染土です。

なぜ?染土が使われるの?

イ草を刈り取りして、畳表になるまでの工程でイ草を染土で泥染めをして乾燥させるのですが(詳しくはこちらから)、

その時にイ草の水分が均一に抜けるようにしたり、畳表に織るときにイ草が滑らないようにする役割もあります。

又、畳表の品質やイ草の独特の色・香り・光沢を出すために行います。

畳の香りがアロマセラピー効果があるのは、イ草が本来もっている「干し草の香り」に、泥染めの時に使う「染土」がブレンドされたものだからです。

畳を納めてもらってやってはいけないこと

濡れた雑巾で拭くこと。

畳表を濡れたもので拭いてしまうと痛みが早くなります。

これは、日ごろのメンテナンスでも一緒です。触れたものや、薬品が入ったものは使わないでください。

どうしても、汚れなどが気になり濡れ拭きを行いてい時は、固く絞って、ふき取り後は窓を開けて湿気がこもらないように空気を入れ替えてください。

詳しくはこちらから。

まとめ

さわはた畳屋では、畳についている粉を専用の道具を使いキレイに拭き取り仕上げをしてお届けしています。

左がふき取り後。右がふき取り前です。

使っていて靴下などに粉がつくようでしたら、固く絞った雑巾などで2~3回ぐらい拭てください。

その後、窓を開けて換気をしてください。

 

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