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畳表を選ぶポイント

1、イ草の質(長さ・太さ・色調)

茎に変色や傷などがなく、太さや色が揃っているほか、一般的には長いものほど上級品とされています。
また、泥染に使われている染土が色を決める重要な要素なんだよ。

2、経糸の種類および芯の数

経糸は伸度が少なく、硬くて腰があり、湿気に強く、虫がつかないことが条件。
マニラ麻・太麻・ちょ麻・黄麻・綿糸・化学糸などがあります。
中でもマニラ麻は、肉厚で腰があり、配(畳の目の山なりの部分)と配の境目をくっきりと作れるため、高級品に用いられてるんです。
また、二本芯にしたものは超高級品!

3、織り方

織り方は一般的に一つの配につき二本の経糸を通していきます。
糸と糸の間隔が均等なものが普通目折りです。
糸と隣の配の糸との間隔が狭い、目の詰まった織り方が諸目織りです。
また、一つの配に一本の糸を通す目積織りや、糸と糸の間隔が広い大目織りなどがあるよ。

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