西東京市で、畳・襖・障子・網戸・壁紙など
和室のリフォームを施工している
合同会社さわはた畳屋です。
今回は、私が畳職人として歩んできた道のりや、
お店のこだわり、そしてこれからのことをお話ししたいと思います。
Table of Contents
家業を継ぐきっかけ
高校卒業後、進路を考えたときに思いました。
「このまま家業を継いでいいのだろうか?
もしかしたら他にやりたいことがあるのでは?」
周りの友人は大学進学が当たり前という中、
私は将来役に立つ経験を積もうと、自動車販売会社「東京カローラ」に就職しました。
そこで2年間勤務した後、技術も知識もないまま畳店を継ぐことを決意。
まずは技術を身につけるため、東京都畳職業訓練学校へ入校し、
二級畳技能士の資格を取得。さらに5年をかけて一級畳技能士の資格も手にしました。
国産畳表へのこだわり
私が職人になった当時、畳業界では中国産の畳表が多く使われていました。
見た目は国産と変わらないのですが、
輸送や乾燥方法、安全性に大きな違いがあります。
「お客様に安心・安全の本物を届けたい」——その思いから、
国産畳表の95%を生産する熊本県八代市に通い続け、
土作りからこだわる契約農場と直接取引を始めました。
撥水畳表の誕生
ある日、お客様から
「お手入れがしやすい畳があったらいいな」
という声をいただきました。
そこで契約農家さんと「お手入れのしやすさ」について話し合い、
水をはじく機能があれば汚れやカビにも強くなるのでは、と考えました。
しかし、従来の撥水畳表は表面にだけコーティングしており、
使ううちに効果が落ちてしまうのが難点。
そこで、畳表になる前の「い草」一本一本に撥水加工を施す方法を模索。
九州の研究機関とも協力し、約3年かけて開発したのが、
今の「当店おすすめNo.1」——
水・汚れ・カビに強い撥水畳表です。
水を弾く畳表、シミや汚れに強く、カビにくいのでお手入れが簡単です。
地域での活動と信頼
地元の市民祭りでは、国産畳表の魅力を知ってもらうために出店。
また、高齢のお客様の負担を減らすため、
畳替えの際の家具移動をすべて当店で行うサービスを始めました。
こうした取り組みが評価され、
「西東京市一店逸品認定店」にも選ばれました。
後継者の成長
父の高齢化をきっかけに若い職人を迎え入れました。
それが今の齋藤君です。東京都畳職業訓練学校を卒業し、
努力を重ねて畳一級技能士を取得。今では頼もしい相棒として、
現場で活躍しています。
畳から広がる和室リフォーム
お客様から「襖や障子もお願いできない?」と声をいただき、
10年以上かけて技術を習得。
今では、襖・障子・網戸・クロス・カーテンまで
自社で施工できるようになりました。
「畳だけでなく、お部屋の困ったを丸ごと解決できる店」
として、これからもお客様に寄り添っていきます。
おわりに
澤畠畳店は、これからも
「安心・安全で長く使える畳」と
「お客様が快適に暮らせる空間づくり」にこだわります。
畳や和室のことでお困りのことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
お見積り無料・相談だけでも大歓迎!
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