Table of Contents
畳を守るカーテン選び|遮光とミラーカーテン、違いと使い分けをプロが解説!
天然い草の畳は、光や乾燥にとても敏感です。
せっかく新調した畳も、日差しや紫外線によってすぐに焼けたり色が変わったりすることがあります。
そんなときに大切なのが、「窓からの光をどうコントロールするか」。
ここでは、畳屋の目線から 遮光カーテンとミラーカーテンの違い・使い分けをわかりやすく解説します。
■ 畳に効く!遮光カーテンの特徴とメリット
遮光カーテンは、太陽光と紫外線をしっかり遮るため、畳表の日焼け・乾燥を防ぐ効果が高いのが魅力。
特に西日が差し込むお部屋や、寝室など「しっかり遮りたい場所」におすすめです。
畳の変色・日焼けを防ぐ
夏の熱気、冬の冷気をシャットアウト
朝日で早く目が覚めるのを防ぐ(和室の寝室に◎)
ただし、日中でも室内が暗くなるため、昼間も過ごす空間では照明とのバランスが必要です。
■ 畳の優しい暮らしに◎ミラーカーテンの特徴と使い方
ミラーカーテンは、外の光を反射して昼間は室内を見えにくくするレースカーテン。
光は通すので、畳の部屋を明るく保ちつつ、プライバシーと紫外線対策が同時にできます。
通行人や隣家からの視線をカット
紫外線から畳を守る
明るいまま快適な空間に
施工後の畳の色味や表情もよく見える
ただし、夜になると中が見えやすくなるので、遮光カーテンとの併用が前提です。
■ 畳と相性がいいのはどっち?
| 項目 | 遮光カーテン | ミラーカーテン |
|---|---|---|
| 畳の日焼け防止 | ◎ | ◎ |
| 日中の快適さ | △(暗くなる) | ◎(明るい) |
| プライバシー保護 | ◎(昼夜OK) | ◎(昼のみ) |
| 寝室(畳部屋) | ◎ | △ |
| 和室のくつろぎ空間 | △ | ◎ |
■ 畳のプロがすすめるカーテン活用術
🏡 普段過ごす畳の部屋には:ミラーカーテン+遮光カーテンの併用
→ 日中は明るく、夜はしっかり目隠し。畳にも優しい!
🛏 畳敷きの寝室には:遮光1級カーテンでぐっすり快眠
→ 朝日を防ぎつつ、畳の乾燥も防げます。
🌞 西日の強い部屋には:遮熱機能付きの遮光カーテン
→ 夏場の畳焼けを防ぎ、室温管理にも◎
■ まとめ|畳を守るには、“窓対策”がカギ!
畳のある暮らしを快適に、そして長く保つためには、紫外線や熱を防ぐ“カーテン選び”がとても重要です。
遮光カーテンとミラーカーテン、それぞれの特徴を理解して、暮らし方や部屋の用途に合わせた選び方を心がけましょう。
「畳を替えたけど、すぐに色が変わってしまった…」
そんなお悩みを防ぐには、カーテンの見直しから始めてみませんか?


















