西東京市で、畳・襖・障子・網戸・壁紙(クロス)など
和室のリフォームを施工している
合同会社さわはた畳屋です。
今年で11年目、安心・安全な本物の国産畳表をお届けするために
国産畳表の97%を生産する、熊本県八代市に契約農場があります。
その農場のイ草刈りをお手伝いしてきました。
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今年の作業
10年も通っていると、はたから見ると農家さんじゃないかと思われます。
1日目
畳表の原料はイ草です。
そのイ草は、お米と同じように田んぼで育てます。
イ草は苗から育て増やし、収穫して、畳表になるまでに
約2年かかります。
刈取り作業はハーベスタで行います。
11年目となると、農家さんからは
「ここから刈り取りやっといて」
と言われるだけで作業は始まります。
作業はこのように行われています。
動画をご覧ください。
泥染め
刈り取ったい草は、熱を持っているのでシャワーで冷やし
畳表の品質、色・ツヤ・香りを出すために天然染土を使い泥染めをします。
この作業を刈取りと同時進行しています。
2日目
2日目は朝から釜出し釜入れを行い
午後からは刈り取り作業を行いました。
釜出し
まづは、前日に泥染めして乾燥機に入れたイ草を乾燥機から出して
余分なものを機械にかけて落として
袋詰めを行います。
こちら動画をご覧ください。
2024イグサの袋詰所 (youtube.com)
釜入れ
泥染めをしたイ草を乾燥機に入れる作業です。
泥染めをしたイ草を乾燥機にきれいに並べながら入れていきます。
動画で見るとわかりやすいのでこちらをご覧ください。
午後からは、明日の釜入れするイ草の刈取り作業でした。
3日目
最終日は、夕方に飛行機にお乗るために
午前中の作業、釜出し釜入れで
3日間のお手伝いが終了しました。
お手伝いに行く理由
どうしてイ草の刈取りなどの農作業をお手伝いに行くの?
と聞かれますが
イ草の刈取り作業は1ヶ月にもおよぶ過酷な作業です
その作業をお手伝いして、農家さんが少しでも楽になればと考えているのと、
国内で使われている6~7割が中国産の畳表です。
その様な状況の中、
安心・安全な国産畳表をお届けしたくて通っています。
しかも、ただ国産畳表ではなく、
だれがどのように作っているかまでも考えています。
10年前のお手伝いに行き始めたときの写真です。
お客様の為にも続けていきます。