西東京市で、畳・ふすまなど、和室のリフォームをしています合同会社さわはた畳屋代表、澤畠和雄です。
これから、畳を美しく仕上げる工程をご紹介していきます。
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さわはた畳屋で拭き掃除をする理由
畳を美しく仕上げるための工程をご紹介します。
畳が新しく入ると、拭き掃除ですね。あれは何をしているのでしょうか?
畳表を作る工程で「泥染め」というものがあります。
い草の品質、色、丈夫さを出すために泥で染めてから作っていきます。
その後、私たちのお店に届き、昔は届いたものをそのまま加工してお客さまにお届け。
お客さまの方で畳を拭いてもらう、という流れでした。
けれども、お客さまから
「洋服についてしまう」
「拭き方にムラがある」
「作業が大変」
というお声をいただきます。
当店ではお客さまにご負担をおかけしないよう、掃除機を使って均等に、泥をきれいにとっていく作業をしてからお客さまのお手元にお届けしております。
お届け前に専用ヘッドブラシで徹底掃除
い草を刈り取ったときに、泥のプールに浸けて一旦泥まみれにする工程があるんですね。
泥に浸けてからお届けするということですが、一昔前までは誰も掃除をしなかった。
掃除が大変ということですが、掃除機というのは家庭にある普通の掃除機でやるのでしょうか?
専用のヘッドブラシを使っております。ご家庭にある掃除機を使うよりも、畳店の専用部品で掃除機をかける方が均一に、綺麗に泥を落とせます。
当店では、より綺麗に仕上がるように2度がけをしています。
2度がけをしてお届けしているのですね。
これはさわはた畳店さんご自慢の撥水タイプでも同じでしょうか?
そうですね。撥水タイプは撥水液に浸かることによってどうしても泥が落ちにくい場合があります。
ですので、ブラシをかけてから掃除機をかけることによって、均一に、綺麗に汚れを取っております。
普通の畳屋さんでやらないこともある掃除作業に、プラスしてブラッシングもしてからお届けしています。
お客様への想いから手仕上げで
それは手作業でやっていらっしゃるのですか?
「お客様に良い商品を届けたい」という思いから、ひと手間、ふた手間かけながら手作業で工程を進めております。
すごいことですね。
今後も動画でこういった工程のポイントだったり、ちょっと違いが出る技術についてご紹介していきたいと思います。
YouTube等またご覧になっていただければ幸いです。
本日は、以上となります。