先日、国産畳表の95%を生産する、熊本県まで行き、さわはた畳屋がおススメする国産畳表の生産者を取材してきました。
生産者のこだわりなどをご紹介します。
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熊銘会。田淵 満稔
親子でイ草の栽培から畳表の製織までやられております。
お父さんからのお付き合いになりまして、10年以上のお付き合いになります。
合同会社さわはた畳屋の「農家おススメ№1」「当店自慢おススメ№1」「機能性№1」「コストパフォーマンス№1」などの当社の畳表を作って頂いております。
栽培しているイ草の品種
育てているイ草の種類は、「ひのみどり」「ひのさやか」「涼風」などです。
いぐさの品種について詳しくはこちらから。
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こちらが生産者ラベルになります。
写真の左上がお父さんになります。
受賞歴
平成21年(財)日本特産農産物協会認定
地域特産物マイスター(いぐさ)
平成27年度 い製品の部 1等賞
平成28年い業大会 全国い生産団体連合会会長賞(い製品)
詳しくはこちらから。
生産者 詳細 – 全国い産業連携協議会・熊本県いぐさ・畳表活性化連絡協議会 (igusa-tatami.jp)
イ草つくりのこだわり
父からイ草つくりを任せられるようになって3年目。
イ草の苗の増やし方、肥料を替えたり散布する時期を考えたりと育て方を自分の考えでやるようになりました。
失敗もありましたが、それを糧にイ草つくりに励んでいます。
イ草の苗の増やし方は、今までは、畑に植えて増やしていましたが、今は、ただ植えるのではなく、良い苗を選別してその苗を小分けにしてポットに移植して、畑に植えて増やすようにしています。
これをすることで、手間がかかりますが、良い苗で育つのでより良いイ草に育つようになります。
編集後記
お父さんから10年以上のお付き合いになります。
「みっちゃん」と呼ばせてもらっています。
イ草つくりを任せられるようになったり、畳表で1等を受賞したりと、出会ったころに比べるとかなり自信がついてきているようで、頼もしく感じています。
お父さんは「まだまだこれから」と言っていますが、畳業界の次世代を支えてくれるとともに、イ草農家の将来の先頭に立ってもらえるでしょう。
「がんばれ!みっちゃん❣!」