畳の部屋の掃除と聞くと何か大変そうになりますが意外と簡単ですよ。
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畳の掃除の基本方法
まずは畳の掃除の基本方法です。
畳には目がありますので、その『畳の目に沿って掃除』をしてください。これが大原則です。
目に差逆らうと畳が傷みやすくなりますし、畳の隙間や縁の間にホコリや細かいゴミが入り込んでしまいます。
簡単お掃除方法
畳を清潔に保つために、ほうき・掃除機・フローリングワイパーを使って、こまめに掃除をして汚れをためないようにしましょう。
ほうきを使ったお掃除方法
目が細かい畳を掃除するには、掃除機を使うより「ほうき」のほうが向いています。
隙間に入ったほこりや細かいゴミは、掃除機で吸い込むより「ほうき」のほうが掃出す力がありますので汚れを取りやすいからです。
*畳の目い沿って掃いてください。
*外に掃出すか、集めて掃除機で吸い取ってください。
掃除機を使ったお掃除方法
室内用のほうきは中々お持ちではないですよね、そのような方は掃除機をご利用ください。
*掃除機の使い方もほうき同様に、畳の目に沿ってお使いください。
*畳1枚につき40~60秒ぐらいの時間をかけてゆっくり掃除機をかけてください。
*畳の目に逆らって使わないでください、畳が傷みます。
ロボット掃除機は使わないでください。
ロボット掃除機は、自動で動きますので畳の目に沿って掃除をしないので畳を傷つけてしまいます。
又、ロボット掃除機はブラシがついているので、畳のヘリも傷つけてしまいます。
フローリングワイパーを使ったお掃除方法
私たちは、よく「から拭きをしてください」と言いますが、とても大変ですよね。
そんなときは「フローリングワイパー」がとても役に立ちます。
*フローリングワイパーも他のと同様に、畳の目に沿って使ってください。
*掃除機と同じようにゆっくりかけてください。
*畳の目に逆らって使わないでください、畳が傷みます。
畳の掃除でダメなお掃除方法
天然素材のイ草でできている畳は、フローリングに比べてとてもデリケートなので、間違った掃除方法をしてしまうと傷んだり変色したりしてしまう恐れがあります。
畳の目に逆らっての掃除
色々なお掃除方法でも申し上げてきましたが、基本畳の掃除は、畳の目に沿って行ってください。
目に逆らって掃除をすると、傷が付いたりイ草がちぎれたりして痛みの原因になる上に、畳の隙間にゴミが入り込みやすくなります。
水拭き
畳には水分がダメです。
水分を吸うとカビが生えやすくなりますので、基本的にから拭きです。
ただし汚れが気になった場合のみ、固く絞った雑巾で水拭きをしましょう。
その際も水拭きのあとはしっかり乾拭きし、畳の部屋の風通しを良くして畳をしっかり乾燥させましょう。
重曹・セスキ炭酸ソーダなどアルカリ性の物ややくひんがはいったものは使わない
水回りの油汚れやフローリングの皮脂汚れなど、住まいのさまざまな場所の掃除に使えて環境にも体にも優しい重曹やセスキ炭酸ソーダ。常備している方も多いと思いますが、畳掃除に重曹やセスキ炭酸ソーダを使ってはいけません。
アルカリ性の重曹は、イ草の天然成分を黄色に変色させ、畳の中に重曹の成分が残ると黒ずんで落ちないシミとなってしまう恐れがあります。
粘着性カーペットクリーナーは使わないでください。
粘着式カーペットクリーナーは転がすだけで簡単にホコリなどを取ってくれるので掃除をするにはとても便利ですが、
粘着力が強いため、畳のイ草をほつれさせたり、毛羽立てたりしますので、絶対に使わないでください。
まとめ
畳の掃除は、畳の目に沿って、ゆっくり掃除をしてください。
畳の目に逆らったり、水分や薬品はゼッタにに使わないでください。
畳が傷みます。
こまめに掃除をして、汚れをためないようにしましょう。
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