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畳表に使われるイ草はどのように栽培されるでしょうか?

国産畳表の95%を作る熊本県八代市に契約農場を持っている当社だからお話しできる、イ草から畳表になるお話。

苗から栽培

田植え

網掛け

刈り取り

畳表に仕上げ

1、苗から栽培

ー1次苗ー 12月ごろ、畑(苗床)に苗を植えて育てます。

冬の寒さから苗を守るため、土の温度を下げないようにと、雑草を抑えるために、もみ殻を敷きます。

-2次苗ー 8月ごろ、畑(苗床)から苗を掘り出しよい苗だけをを残します。株分けをした苗を水田(すいでん)に植えます。

夏の暑さから苗を守るために、昼は水を入れ、夜は水を抜く作業を10日間ぐらい続けます。水を入れ替えることにより、苗の育成を促します。

この様に2回に分けてイ草の苗を育てながら増やしていきます。

2、田植え

10月から11月ごろに、水田で育った苗を掘り起こし、株分けをして、本田(ほんでん)に植え付けていきます。

手植が多かったのですが、イ草農家の高齢化と人手不足も重なり、最近では機械で植えるようになってきました。

3、網掛け

5月上旬ごろ、名本まで日光が当たるようにイ草の先を刈り取り、田圃の土の温度を上げて、新芽の発芽を促します。

イ草は、細くて150㎝以上に伸びますので倒れたり、織れたりしないように田圃全体に網を張ります。そして、刈り取りできる長さになるまで、イ草の成長に合わせて網を上げていきます。

網をかけるために杭を打ち込みますが、全体で約500本ぐらい打ち込みます。

4、刈り取り

6月下旬から7月中旬にかけてイ草を刈り取ります。

イ草は昼の暑い時に刈り取ると痛むので、気温が高くない、早朝や夕方に行います。雨の日や曇りの日などにも行うこともあります。

刈り取ったイ草は、シャワーをかけながらイ草についているごみや汚れを取ります。

その後に、イ草どくとくの色・ツヤ・香りを出すために天然染土を使って泥染めを行います。そして、乾燥機で乾燥させてビニール袋に入れて倉庫に保管して熟成させます。

   

ビニール袋に入れるときには余分な土を落とします。ですから、この作業の時は、ほこりだらけになります。

5、畳表に仕上げます

熟成させてイ草を長さごとに分けて、キズ、色、太さのチェックをしてから畳表に織っていきます。できた畳表はキズがないかチェックをして畳表になります。

 

 

 

 

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