西東京市で、畳、襖、障子、網戸、防犯・遮熱フィルム、
窓枠リペア、壁紙(クロス)カーテン、ブラインド、
お庭のお手入れ、エクステリア工事、不用品処分、生前・遺品整理など
和室のリフォームを施工している、
合同会社さわはた畳屋です。
2025年10月2日に、西東京市立田無第二中学校の2年生、
生徒さんが職場体験に来てくれました。
最初は緊張していた2人も、時間がたつにつれて笑顔が増え、
真剣な表情で作業に取り組んでくれました。
少しでも畳の事を理解してくれたらいいなぁ
今回は、その体験の様子をご紹介します。
Table of Contents
畳表替えの体験
午前中は、畳の表替えの流れを実際に体験してもらいました。

畳表をはがす作業
まずは古い畳表をはがす作業からスタート。
道具の使い方や刃の角度など、安全に注意しながら進めました。


畳表を巻き付ける作業
畳の芯材に表をピンと張りながら巻き付けるには、手の感覚がとても大切です。
「まっすぐ張るのが意外と難しい!」
と機械を操作していました。

畳縁を縫い付ける作業
ヘリ(畳縁)を付ける作業にも挑戦。
機械の動きを間近で見ながら、縁をまっすぐ縫い付ける難しさと
畳の仕上がりの肝である「角」職人技の細かさを感じてもらいました。


ミニ畳作り
最後に、手縫いによるミニ畳づくりに挑戦してもらいました。
大きな針を使い、糸の通し方や縫い目の間隔、角の始末など、
苦労しながら、一針一針を丁寧に縫い付けていました。
はじめての作業に悪戦苦闘しながらも、集中して作業を続け、
ついにそれぞれがオリジナルのミニ畳を完成させました。
完成したときの笑顔は本当に素敵で、私たちも思わず拍手。
「まっすぐ縫うのが難しかったけれど、最後までできてうれしかった」
との感想もいただきました。


生徒さんからのお礼の手紙
職場体験のあと、お二人から丁寧なお礼の手紙をいただきました。
男子生徒さん
温かく迎えていただき、真剣に仕事に取り組むことができました。
畳の歴史や特徴、寸法の考え方などを学べてとても勉強になりました。


女子生徒さん
小さな畳をまっすぐに縫う作業の難しさを実感しました。
最後までやり切ったときの達成感は忘れません。
困ったときにすぐ相談できる職人さんの姿勢も印象的でした。



この様な手紙を頂き、スタッフ一同嬉しく思っています。
まとめ
二人とも作業に対してとても真面目で、初めて扱う道具や機械にも怖がらず、
しっかりと話を聞きながら取り組んでくれました。
畳づくりは「力」と「繊細さ」の両方が必要な仕事です。
今回の体験を通して、ものづくりの楽しさや大変さを肌で感じてもらえたと思います。
地域の中学生が日本の伝統「畳」に興味を持ち触れてもらい、
伝統と手仕事の大切さを感じてもらえたことで、
二人の未来に少しでも役に立てたら嬉しいです。



















