西東京市で、畳やふすまなどの和室のリフォームをやっている合同会社さわはた畳屋の代表、澤畠和雄です。
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リーズナブルな「普及品」畳表の特徴
今回ご紹介するのは、当店で一番リーズナブルなお値段になる「普及品」という畳表になります。
こちらが畳表の中で一番安価な部類になるのでしょうか。
はい。安価ですが、国産表を使っております。
◆ 耳の長さと品質
商品の特徴としてはどんな感じでしょうか?
こだわりとしては、
畳の「耳(ミミ)」と言われている部分です。商品を比べる基準の一つで、普通の安価な畳表に比べると「耳」が少し長いです。
い草は、長めの素材ほど良い畳になります。
こちらの商品は、同ランクのものに比べると耳が長いので良い商品になります。
◆ 色の違いとランクによる見え方
耳の部分は、商品として完成してしまうと見えなくなるのでしょうか?
このへりぎわが、商品として見える部分になります。
安価なものになると、へりぎわの上下でどうしても草の色の違いが出てきます。
ランクが上のものになると色の違いは見えないようになっています。
さわはた畳屋のこだわり
多くの場合、安価なタイプというのは中国産を使うことが多いと思うのですが…
当社では、こだわりの「国産」になります。
◆ 織り上げ時は2本糸
さわはた畳屋の特徴として、畳表を織り上げる糸が普通は1本のところが多いのですが、うちは2本、この間に使っていきます。
織る糸が多いほど打ち込む量がふえていくので、丈夫さが変わってきます。
◆ 打ち込み量と丈夫さについて
打ち込むとは、具体的にどういうことでしょうか?
畳1枚に対するい草の量が変わってきます。
丈夫な糸ほど、たくさんのい草を使って打ち込める。
打ち込むい草の量が増えるほど、丈夫な畳になっていくということです。
◆ 国産の証「県証糸」と正当なルートでの製造
ここに、青と黄色で織られている糸がありますが「県証糸」と言って、これがあることで「国産の証」になります。
どの表にも、どこかにこういった証糸が入っており、それが国産の証になります。
こちらの畳表は正当なルートで作っており選別された、より長いい草をたくさん使っているということですね。
「普及品」を使うシーンとセールスポイント
「普及品」は、どういったシーンで使われることが多いでしょうか?
お子様の部屋や、あまり使わない部屋などに使われることが多いです。
わかりました。
他に何かセールスポイントがありましたら教えてください。
当社は、とにかく「国産」にこだわっています。
よろしくお願いいたします。