西東京市泉町のお客様からの相談で、カーテンを使っている窓枠に
障子を入れられないかというご相談を受けました。
この様に、普通の窓枠に障子を設置することは出来ます。
Table of Contents
新規の障子を設置するまでの工程
どのように障子を設置したのかを順番にご説明していきます。
窓枠の採寸
まずは、窓枠の寸法を測ります。
レーザー距離計で測ると簡単で正確に測れます。
敷居と鴨居の準備
障子を入れるために、窓枠の上と下に敷居と鴨居が必要なので
今回は和室リフォーム本舗さんから購入しました。
上側が鴨居で下側が敷居です。
これを、採寸した寸法にカットして取り付けます。
和室リフォーム本舗さんは採寸した寸法にカットしてくれるのでとても便利です。
ホームセンターでも購入できる場合がありますが
色々なサイズがありますので
障子本体のサイズとともにお気を付けください。
敷居の設置
窓枠の寸法にカットした敷居を取り付けていきます。
インパクトを使い木ネジで固定します。
固定するのに使ったネジをこのままにしておくと
見た目が悪いうえに
障子の動きが悪くなるので敷居スベールを貼り付けます。
*注意点
窓と敷居の間を開けます。
この様に余裕がないと
障子と窓が接触して動かなくなったり
窓のカギがかけられなくなったりします。
*敷居の幅と窓枠の幅に気を付けないと障子が設置できない場合がありますので気を付けてください。
鴨居の設置
窓枠の寸法にカットした鴨居を取り付けます。
両面テープで固定してからだと作業が楽に進みます。
*注意点
窓枠からのすき間を敷居と同じにしないと
障子が斜めになってしまい動きが悪くなります。
新規の障子を設置
鴨居と敷居の取り付けたら
新規の障子をはめてみます。
建付け調整
障子を設置したら終わりではありません。
障子を閉めたときに隙間がないかを確認します。
今回は、右側の上部に隙間が出来てしまいました。
でも大丈夫です
簡単に調整できます。
障子本体の下のところに「バンノー戸スベリ」を貼り付けると
隙間が無くなります。
バンノー戸スベリ
取付場所は、今回の様に上部の場合は
正面から見て左側の下の部分に取り付けます。
下部の場合は
正面から見て右側の下に取り付けます。
この様に、隙間が無くなります。
まとめ
この様に、カーテンの窓枠を障子に替えることが出来ます。
障子に替えることにより、結露対策になりますし、
何より、お部屋をオシャレに演出できます。
カーテンの窓枠に飽きた方や
お部屋のイメージチェンジをしたい方は
ご相談ください。