西東京市で、障子・畳・襖・網戸・壁紙など
和室のリフォームを施工している
合同会社さわはた畳屋です。
障子が動かなくなったり、引っかかってスムーズに
動かなくて困っていませんか?
動きが悪くなる原因は様々ですが、
ちょっとした工夫で驚くほどスムーズに動かせるようになります。
今回、誰でも簡単にできる修理方法と、
プロが教えるコツをご紹介します。
今すぐ試せる方法ばかりなので、ぜひ参考にしてください。
Table of Contents
障子が動かない原因
障子が動かない原因として考えられるのは、
- 溝に溜まったホコリやゴミ。
- 木枠や溝の変形・摩耗。
- 障子紙のたるみや湿気の影響。
1,溝にホコリやゴミが詰まっている
→ スムーズに動かない最大の原因。
2,木枠の変形や歪み
→ 湿気や経年劣化で形が変わることがある。
3,滑りが悪い
→ 障子と溝の摩擦が増えて引っかかる。
4,障子紙のたるみ
→ たるんだ紙が溝や隣の枠に触れて動きを妨げる。
5,湿気や乾燥による木材の膨張
→ 季節の変化で木枠が膨らんでしまう
それでは修理方法をご紹介していきます。
自分で出来る修理方法
1つずつ詳しくご説明をしていきます。
障子の溝を掃除する
1,障子を外し、溝を確認します。
2,掃除機を使ってホコリやごみを吸い取る。
3,しぼった雑巾などで溝を拭きとる。
4,細かく頑固な汚れは歯ブラシなどを使ってカキ出す。
*ポイント
汚れを取るだけで障子の動きが驚くほど改善することがあります。
*プロのコツ
掃除後にアルコールを少量つけた布で拭くと汚れ防止になります。
ロウソクや石鹼でスベリをよくする
1,掃除した溝に、ロウソクを軽くこすりつけます。
2、石鹸を使う場合は、固形石鹸を薄く塗ります。
3、障子を溝にはめて動かし、滑りを確認します。
*ポイント
市販のすべり剤も使えますが、ロウソクや石鹸は家庭にあるので手軽です。
*プロのコツ
ロウや石鹸が多すぎると逆効果になるので、薄く均等に塗ってください。
又、ロウはドライヤーで溝を少し温めてから行うと溝全体に
均一にいきわたりやすいです。
敷居すべるテープを貼る
ホームセンターやネットで購入できる『敷居すべるテープ』は、
障子の溝に貼るだけで摩擦を減らし、動きを滑らかにします。
*ポイント
敷居スベルを貼る前に溝を掃除してください。
*プロのコツ
溝が濡れていたりと湿気があると粘着力が落ちますので
ドライヤーを使い完全に乾かしてください。
又、古いテープが貼ってある場合、キレイにはがしてください。
これもドライヤーを使うとはがしやすくなります。
こちらを参考にしてください
湿気対策をする
湿気が多いと木枠が膨張して動きが悪くなります。
1,部屋の湿度が高い時は、除湿器やエアコンを使って湿度を下げる。
2,風通しを良くして障子の周辺を乾燥させる。
*ポイント
湿度管理をするだけで、木枠や障子の膨張するのを防げます。
特に梅雨時期や冬場の結露対策が重要です。
*プロのコツ
湿度計を置いて定期的にチェックをする習慣をつけると、
障子だけでなくほかの家具の保護や
お部屋のカビ対策にも役立ちます。
溝の微調整
紙やすりを使い微調整をします。
1,動きが悪いところを確認します。
2,紙やすりで少しずつ削って調整します。
3,滑りを確かめながら慎重に仕上げます。
*ポイント
削りすぎるとガタつく原因になるため、少しずつ調整してください。
*プロのコツ
削った後の溝にスベリ剤を縫ことで、さらにスムーズな動きが期待できます。
専門家に相談する
1,自信がない方や自力で直せない場合は専門の修理業者に連絡したください。
2,古い障子の場合は新規に交換を検討してください。
プロに依頼をすると手間なくキレイに仕上がります。
完全に動かない、外せない
障子がどうにも動かない、外せない場合は、
プロに任せるしか方法はございません。
当店にお気軽にご連絡ください。
LINEからが簡単で便利です
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プロが教える障子を長持ちさせるコツ
私たちから障子を長持ちさせるコツを教えます。
こまめに掃除
障子の溝は定期的に掃除器やぞうきんで掃除しましょう。
適切な湿度管理
お部屋の湿度を40~60%に保つことで木材の状態を良好に維持が出来ます。
又、カビ対策にもつながります。
年1回のメンテナンス
障子上を張り替えたり、スベリ剤を塗るなど定期的なお手入れを行いましょう。
まとめ
障子の動きが悪いときは、掃除や滑りを改善する工夫、
湿気対策などを組み合わせることで簡単に改善できます。
今回ご紹介したコツを試せば、プロも驚くほどスムーズな動きが実現します!
特にロウソクや敷居スベールは即効性が高いのでおすすめします。
やはり、自信がない自分でできなと思われる方は、
当店にお気軽にご相談ください。