西東京市で、畳・ふすまなど、和室のリフォームをしています合同会社さわはた畳屋代表、澤畠和雄です。
目次
2018年度受賞素材のご紹介
今回は当社の商品で、農家さんイチオシNo.1の畳表をご紹介していきます。
こちらの商品は、2018年度全国い草生産団体連合会会長賞を受賞した商品となります。
畳もワインのように寝かせる!?
いい商品になるほど寝かせて織っていきます。
買い取った”い草”を1年寝かしてから織るという農家さんもいるぐらいに、寝かせれば寝かせるほど良い商品に仕上がってくる場合があります。
これは全部の商品で出来るかというと、そうではなく、短い”い草”でやると、ちょっときつい匂いが出てきてしまいます。
長くて良い”い草”は寝かせると甘い香りになってくるので、そういうものは、わざと寝かせておきます。
香り以外の効能は色ツヤと変色のしにくさ
けれども、1年寝かせる、もしくは何年か寝かせることによって、多少色落ちする。
それによって落ち着いた色になるので、「色変わりがしにくく、長く色を保つ」という特徴があります。
色変わりしているものと並べてもらってもよろしいでしょうか?
これ自体も、決してランクの低いものではないですよね。
ランクが低いわけではないのですが、寝かせた畳特有の匂いがあります。
そして、わかりづらいのですが、ツヤも出てきます。
そうですね、色味が全然落ち着いていますね。
2種類並べて比較して見てもらうとかなりわかりやすいですね。
こんな感じで、多くの畳屋さんが使ってらっしゃるタイプです。
当社では売り物にはなっていないのですが、これぐらいの差があります。
オススメのご利用シーンは客間や床の間
お客様を通すお部屋などに使っていただくと、やはり他の部屋に比べて良い畳なので、お客さんに喜ばれます。
床の間などあるお部屋にもおすすめになります。
受賞素材は希少!クオリティの高さの証明です
田んぼで収穫されたものの中からより優れたもので、ということになるので、田んぼ一反の中からでも織れる数は少なくなってきます。
そういうことになります。
あとは、受賞する農家さんというのはそれだけ他の農家さんに比べて、織り方などの腕が良く、良い商品になります。
そのため、受賞したものでなくても受賞歴のある農家さんが作ったものであれば、いい織り方になる。
クオリティの高さの証明にもなります。
当社では、他にもいろいろな商品紹介の動画があるので、見比べて検討していただきたいと思います。
本日は、以上となります。